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検査装置

2023年04月04日

昭和動物病院で用いている各種検査装置を紹介します。

遠心分離機

血液や尿を分離して検査する際、遠心分離をかけるために使用します。

血液生化学測定器

遠心分離した血液の肝機能・腎機能・代謝性疾患・ホルモン性疾患など生化学数値を測定します。人間と同じように各項目ごとに数値化し、病気を原因とした異常値が出ていないかを診ます。
新しい機械にしましたので、血液を採取し、遠心をかけてから15分~20分ほどで結果を出すことが出来ます。

アイデックスレーザーサイト

赤血球・白血球数や、白血球の各種類(好中球・好酸球・リンパ球・単球・好塩基球など)を分画するための機械です。貧血の有無や、潜んでいる病気がないか調べることが出来ます。

ホルモン測定器

ホルモン量を測定する機械です。甲状腺疾患・アジソン病・クッシング症候群などの診断を行うために使用します。

光学顕微鏡

眼には見えない微細な菌や組織などを検査し、その症状の原因を調べる機械です。フィラリアの幼虫や寄生虫の虫卵の検出、皮膚に関しては耳や皮膚表面の細菌・酵母菌・腫瘍組織の細胞など多岐にわたる項目を検査することが出来ます。

手術用拡大顕微鏡

微細な手術(特に眼科)において使用します。これにより幅広い手術に適応できます。

超音波検査機

超音波によって心臓・腹部・眼など体の各部位を検査し、診断するための機械です。心臓エコーでは心臓の各部位の弁の動きや、心臓自体の構造、血流の流れを細かく確認します。腹部エコーでは、肝臓ガン・胆泥症・腸管のリンパ腫・膀胱腫瘍・膀胱結石・脾臓の腫瘍など、腹部臓器に関する病気を早期に発見でき、治療方針を決める上で非常に効率的で有効な検査を行うことが出来ます。

心電図測定器

心電図を測る機械です。機械から伸びている四本のコードをそれぞれ動物の腕の付け根と足の付け根に二本ずつ付け、測定します。最短5秒で測定可能ですので、わんちゃん・ねこちゃんにかかる負担を少なく済ませることが出来ます。心筋症・不整脈・弁膜症などの状態を知ることが出来、その治療に役立ちます。

スリットランプ

眼の中に帯状の光を当てながら調べる機械です。これにより、角膜の状態(角膜潰瘍の重症度)や硝子体と呼ばれる眼球の中にあるゼリー状のものが変性していないかどうか、ブドウ膜炎・白内障の発見や進行度など多くの情報を得ることが出来ます。

双眼倒像鏡

眼の奥底にある網膜という部位を調べる機械です。網膜の血管走行・出血・剥離などが無いか確かめることが出来ます。